チェコの宝石箱

マルチヌー生誕135年記念トリオコンサートに行ってきました。
2025年6月7日(土)目黒にある「芸術家の家スタジオ」にて
ボフスラフ・マルチヌーは、チェコ出身の作曲家です。
日向野菜生先生(ソプラノ)
山崎千晶先生(ヴァイオリン)
大背戸亜紀子先生(ピアノ)
出演のコンサートに、合唱団わだちメンバー8名が馳せ参じました。
合唱団わだちの練習が17時に終わって、練習場所の戸山生涯学習館を出て、バスで新大久保駅、目黒駅 なんとか開演前の18時にたどり着きました。
途中でおにぎりだけでもと考えていましたが、かなわぬこととなりました。
山崎先生と大背戸先生は、おそろいの青の衣装で登場。
ヴァイオリンとピアノ 美しい……美しい旋律
マルチヌー作曲 7つのアラベスク
遅れまいと速足で通した疲れと、空腹感を吹き飛ばしてくれました。
そして、合唱団わだちにも在籍していたわれらがディーバ 日向野菜生先生が赤と緑のコーデで登場。
マルチヌー作曲 泉開き から 私は捨てられたルビーの泉
グランドピアノの屋根を全開にして、ヴィオラも鳴っているのに、聴衆も支配するソプラノの響き、恐るべしです。
この曲はソプラノとヴィオラのためのアリアとありますから、ヴァイオリニイストの山崎先生が、今夜は特別といわれながらも、奥ゆかしいヴィオラの演奏、良かったです。
会場は小さいグランドピアノと演奏場所が半分、客席が半分の広さで、40~50席ほぼ満員。
演者と客が手を伸ばせば、さわれるような近さ、迫力満点、至福であります。
わたくしのベストは、次の3曲
・マルチヌー作曲 ピアノのための「マリオネット」 大背戸先生
5曲とも性格が違って、曲想、リズムを巧に弾き分けていて、とても楽しい
・ドヴォルジャーク作曲 ヴァイオリンとピアノのためのマズレック作品46 山崎先生
ヴァイオリン 高い技巧を駆使したドラマチックな表現に魅了されます。
・スメタナ作曲 売られた花嫁より マジェンカのアリア
ソプラノ、ソプラノ、あの突き抜ける高音が私の頭蓋骨の中を駆け巡る、ブラボー
※プロフェッショナルは、みなさん、トリオそれぞれ飛び道具をお持ちだとあらためて感心してしまいました。
貼り付けた写真は、日向野先生を囲んで、合唱団わだちメンバーと元団員で撮っていただきました。良い記念です。ありがとう。
山崎先生と大背戸先生は撮れず。次回以降の投稿でお願いしてみます。すみません。
終わったのは20時を過ぎていましたが、コンサートの興奮と空腹のために、居酒屋 丸冨水産にて、合唱団わだち8名乾杯。
コンサートと今日の練習を肴に歓談、そして帰途につきました。


プログラムです。 文 川名